ここまで、トイレトレーニングとは何か、実際の方法とは、についてまとめてきました。今日はトイレトレーニングを始めるにあたって必要な準備編です。
トイレトレーニングの準備1
以前に記載した「どこまで1人でやらせたいか」にもよりますが、トイレトレーニングに必要な言葉や動作を教えておくとスムーズに開始できます。
・トイレ用語を教える(ちっち、うんち、トイレットペーパー他、使う道具など)
・ズボンやパンツ(オムツ)の着脱の練習をする(あえて練習時間を設けなくてもお風呂あがりなどでOK)
・トイレの流れを教える
・排泄のリズムを知る(後述)
今までオムツにしていた赤ちゃんがいきなりオムツを脱がされ便座に座らされて「さぁ、どうぞ!」と言われても何をしたら良いのか戸惑うそうです(言われてみれば確かに!という感じですが盲点と思うのは私だけでしょうか)。そこで家族のトイレを見学させて流れを教えます。ただジッと見せるのではなく、羞恥心を捨てて「今からズボンを脱ぐね」「ズボンを脱ぐ時はズボンのココとココを持って下におろすんだよ」「次は便座に座るよ」などと細かく実況中継をして何をしているのか、どうやるのかを具体的に教えるのがポイントだそうです。
トイレトレーニングの準備2
トイレトレーニングに必要な物や環境を整え、いつでもトイレに連れて行けるようにします。
・トイレの掃除をする
・おまる、補助便座を用意する
・トレーニングパンツ、パンツを用意する
・水に流せるおしりふきを用意する(あると結構役立ちます。)
・踏み台を用意する(トイレ用と洗面所用と2つあると便利!)
トレーニングパンツはあってもなくても良いです(高いし厚いしどうせ漏れるので。ただし漏れるまでに若干の時差があり、濡れる感覚はつかみやすいそうです。)が、補助便座を使うのであれば踏み台はあった方が良いと思います(自分で昇り降りできるので慣れてくるとわざわざついて行かなくてもよくなります)。また、始めてみて特に重要だと感じたのが掃除です。初めての場所に興味津々の赤ちゃんは想像もしないところをベタベタ触ります。息子も初めてトイレに足を踏み入れた際、蓋を開けて手を突っ込み、便器の中の水をバシャバシャと触っていました。。その他便座を鷲掴みにしたり、埃まみれの裏側にまわろうとしたり、無知って怖い。。
次回はいよいよ最終章、トイレトレーニングの注意点やコツについてです。